私は共感覚者

共感覚といえば

文字に色を感じる
音に色を感じる
人物に色を感じる

こうしたものをネット上でよく見かけますが、
私のように【感情に味がともなう】タイプの共感覚について
共感覚者本人、または共感覚者のまわりの人の証言を
少なくとも私はネット上で見かけたことがありませんでした

共感覚の事例として紹介されている事例が
何かに色を感じる、というものが多いため

私は恥ずかしながら
共感覚の定義をよく知らずに
「なにかに色を感じるのが共感覚なんだ」
そう思い込んでいました。

私は2018年に
『わたしは、こうして“本当の自分”になる。』
という本を発表しました。

40代半ばを過ぎて書いたこの本には、
一切自分の共感覚については書いていません。

原稿をしたためていたときが
自分の【感情に味がともなう】現象は
もしかしたらほかの人にはないのかもしれない、
とぼんやりと思い始めていたタイミングでした

確証もとれず、
自分が持つ【感情に味がともなう】共感覚について
考えを深められていなかったので
共感覚については一切触れないまま原稿を書き上げました

この本が晴れて出版されて
本をたずさえて友人知人と会ったとき
「みんなは感情に味がついている?」と確かめました

この質問をしたすべての人の答えが「No」でした

この時点でやっと
「もしかしたら【感情に味がともなう】という現象は
 共感覚の一種なのかもしれない」
そう気が付き、ウィキペディアで共感覚の定義を確認。

ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象

共感覚の範囲が自分が考えていたよりも広かったことを知り
自分の【感情に味がともなう】現象も共感覚の一種だと解釈したのです。

この【感情に味がともなう】共感覚が、
私の日常生活にどのような影響を及ぼしているか、
については
追々、コミックエッセイで紹介していこうと思っています。

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