声が小さい人について思うこと

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声が小さいというだけで…

声が小さいのマイナスイメージがひどすぎる

つねづね思っている私

このマンガはそのマイナスイメージを
少しでも軽減できはしないかと考えて
描いたものです

私自身は声が小さいと言われることは
ありません
かといって大声がでるわけでもありません
ただ声を広範囲に「響かせる」ことができます

私自身は声の大きさであれこれ言われることはないのですが
こうした
「インプット量が大きいためアウトプット量が小さくなる」現象は
私が他の部分で苦しめられているものであり
「他人事ではない」という思いが強いのです

だから「描かねば!」という思いで描きました


あるときバスに乗っていたら
老夫婦が乗ってきて優先席に座りました
おばあさんがおじいさんに話しかけると

「あぁ?」

とバス中に響き渡る大声でおじいさんが聞き返していました

「もう少し小さい声で話してくださいよぅ」
とおばあさんが言うと

「○$#*|?%…!」

おじいさんは言葉にならない大声を発し
おばあさんは黙り込んでしまいました
おじいさんはきっと耳が遠い方だったのだと思います

マンガに描いたように
声が異様に大きい人が耳が遠いという現象の反対に
声が小さいということは耳がいいのでは?
と考えているので
「アイツの声が小さいのは自信のなさの表れだ」
とか言い出す人を目の当たりにすると

「?????」

となってしまいます

バスで大声で話すおじいさんに出会えば
「耳が遠いのだな」と考える乗客が幾人かいるはず

しかしその反対の小さい声の人には
「耳がいいのかもしれないな」と考える人は少ないようで…

たしかに自分の言っている内容に自信がないときは
知らず知らずのうちに声の大きさが小さくなるものです

たとえば一般的な声の大きさを「5」と仮定して
自信がないときに「2」になるのだとしたら

常に声の大きさが「2」の人たちを
「自信がない」とか
「元気がない」と
声が小さいというだけで「劣っている」と断じてしまうのは乱暴だと思うのです
耳のいい人に失礼なことを言っているかもしれないのに

声が小さい人たちから見たら
普通の声で話している人たちは
私が出会ったバスの乗客のおじいさんと同じかもしれないのに

少数派ってどうしても「劣っている」と見られがち
だけど私は「本当にそうなのか?」といちいち疑って世の中を見たい

人は自分の感覚でモノを言いがちですが
自分と同じ感覚を
他の人も持っているわけではありません

そのことを忘れずにコミュニケーションしていく…
それができたらどんなにいいだろうと思います

本当に難しく
いつも自分ができていないことに気が付いて
がっかりすることの繰り返し

顔がしわだらけになるまでに
できるようになっていたら
上出来なのかもしれません

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