主語がないと会話が噛み合わない!
これも地元での出来事。
商業施設のエスカレーターにて、実際に聞いた親子のやりとり。
母親は、自分が主語抜きで話していることに気付いていない様子でした。
エスカレーターで通れない人といったら、当然に【他のお客さん】と考えている母親に対し、
「(わたしは)通れるよ?」
そう答えた娘ちゃん。
母親が何を言っているのか、さっぱり理解できなかったからこの答え。
私はこのやりとりを後ろから見ていました。
マンガで描いたよりは、もっと真後ろに立っていました。
母親の首から肩のあたりに【怒り】を感じて、
無言になった母親は「なんて反抗的なの?」とイラついているのでは?と考えました。
大人が主語の足りなさを棚に上げて、
「反抗的」とジャッジしてくるのなら、
子どもはたまったものではありません。
たったこれだけの短い会話でも、
主語がないだけで、まったく話が噛み合わないという現象が起きてしまいます。
ほんと、主語は大事です。
子どもだけではなく、
社会で部下にたいしてでも、
経験の浅い人に話をするときは、意識して主語を入れて話したいものです。